覚悟はしてたがしんどいシーンのある映画やった、、
疑心暗鬼に囚われた村人
ギリギリで踏み止まってはいたが
一発号砲が鳴ったらもう止まらない
錯乱状態に落ち真っ当な人間でさえ鬼となる。
この事件、鬼と化した村人を『悪』と断言できないのがまた恐ろしい
ああいった爆発寸前の状況を鎮める方法として
「笑い」でなんとかならんかなといつも考える
スベったら真っ先に殺されかねんが😅
フィクションの作品から得る知識もあるが
事実をベースとしたノンフィクションは知らなかった事を教えてくれたり
自分ならどうするかと考えさせられたりと
観ることで少しではあるが人間経験値が上がる気がする
多くの人が観て知り皆の経験値が上がれば
こういった悲劇や悲しいニュースなんかもなくなる優しい世の中になると思うので
見る機会があれば是非。
この回は上映後のトークショーとライブも
中川五郎さんの「1923年福田村の虐殺」を聴く
たとえ悪意がなかろうが村人側が罪を償うどころか優遇されたの納得いかないし
事件の根底に薬売り達の出自が関係しているのが
自分的にも悲し過ぎる。
