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福田村事件のrecoのレビュー・感想・評価

福田村事件(2023年製作の映画)
4.0
面白い映画度 ★★★☆☆
笑える映画度 ★☆☆☆☆
深い映画度  ★★★★☆
泣ける映画度 ★☆☆☆☆
良い映画度  ★★★★☆
胸糞映画度 ★★★★★★

最後まで観るのが本当に辛い映画です。

これが史実と言う事も驚きなのですが、自分の祖母などが生きてたような100年前の事件って事に、本当に驚きが止まりませんでした。
コロナ禍の時も一方的な情報により、地方では村八分にされた方が結構いたと聞きます。
言い方は悪いかも知れませんが、地方や田舎などの閉鎖的な場所では、集団心理などの偏った思想を受け入れてしまいやすい点などは今の日本と変わらないような気がしました。

史実なので仕方はありませんが、個人的には主人公級のARATAさん演じる澤田にはもう少し大事な役割を担って欲しかったです。
あと終始胸糞が悪かったのは、水道橋博士演じる秀吉。この人物が悪いのか水道橋博士が悪いのか分からなくなるくらい、本当に胸糞の悪いキャラで、見ていて本当に気分が悪かったです。

日本人としては知らないといけない事件と言うか時代背景をこの作品を通して知る事が出来て良かったですが、本当に気持ち悪くなる映画でした。

最後に
エンドロールではこの映画は何らかのメッセージ性は含んでおりません
と書いてありましたが、いやいや何を仰ってるんだよ!
って思わず突っ込みたくなりました。
以上。
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