事件系のpodcastで福田村事件のあらましは知っていたが、こうして映像作品として見ると改めてズシンと重い衝撃を受けてしまった。
日本人としては忘れてしまいたいような忌わしい事件ではあるが、こうして作品として表現され、多くの人が事件を知ることは大変意義のあることであるとも思う。日本人だからではなく、人間なら誰でもこのようなシュチュエーションにおかれれば、事件の当事者になり得る可能性を否定できないからだ。
保守的思想の強い人にはリベラルのプロパガンダ作品として敬遠するかもしれないが、そういう人こそ、自戒として見ておくべき作品だと感じる。