見たかった作品がU-NEXTで鑑賞できるようになっていて早速。 他人の顔を彷彿させるポスターがきっかけ。さらに献血好きな私にとって瀉血というタイトル自体興味が湧いた。
現役大学生の監督の初作品。モノクロだからこそ作品の狂気さが増す。コーヒーですら血に見える。 人間は中を流れる血の器でしかならず、古くなったら世代交代して入れ替えるという考えが興味深い。
半自伝的という面も面白くて、4章に分かれているうちの最終章は少しだけテイストが変わる。現実(といっても映画の中におけるという意味でフィクションなのだが)と映画制作(映画の中でのフィクション)が入り混じるようで混乱する。 静と騒をうまく使い分けている。
監督の話を聞きたい、、
