shiho

白く濁る家のshihoのレビュー・感想・評価

白く濁る家(2019年製作の映画)
2.0
《アリ・アスターになり損ねたなにか》

冒頭からめちゃくちゃ洋画ホラー好きなんだろうなってカットだらけでふふってなった。和製ヘレディタリーなら全然喜んで観たんだけど、う〜ん…。大筋このストーリーでいいから、肉付けをもっとしてツッコミどころを減らしてほしかった。

あとホラーにしてもジャンルが、人間コワイ系かと思いきやB級ホラーのCGっぽいシーンもあったりして、最後は人間ドラマのみで勝負したにしてもあまり締まらなくて、イメージがとっ散らかってしまった。振るならどっちかに振って欲しかったかな…。

脚本・主役男性の演技・演技指導・どれが悪いのか、全部だと思うけど、主にこの男性へのツッコミが止まらなくてまぁある意味飽きない45分ではあったw
家族間の気まずさっていうよりも、演技の変な間が居た堪れなくてなんか見ていて辛かったw

こういう系って観ている人を「あわわわわ」ってさせないとダメで、「どうなってるのこれ…あらあら」ってなったらホラーじゃなくなっちゃうだよな。予算に限りがあるだろうけど、もちっとやりようがあったような。
筋はいいかもしれないのでまた頑張ってほしい。でも次は普通の日本家屋にしてほしいwwこんな家ある??って感じでそれがずっと気になってしまった。リアリティがほしい。
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