長い間、冷酷で残忍で醜い容姿だと思われていたリチャード3世。
その汚名を晴らすために奮闘する主婦フィリッパの物語。
ヨーク朝最後の王であるため、次に権力を掌握したテューダー朝により散々にイメージを落とされたリチャード3世
負ければ賊軍の典型ですね。
因みにテューダー朝で有名な方は、かのヘンリー8世👑
フィリッパにとっては
リチャードを思うあまり、王の姿がどんどん身近な存在になってくる。
姿も見えるし、声も聞こえる。
500年の時を超えてリチャードがそこにいる…ような気になったのかも知れない。
多分歴史を研究して、ある人物にのめり込んだ人たちの思いはそんなものなのかも。
研究者たちは、歴史上の人物と身近に会話をしながら研究をしているのかも知れない。
そして多分フィリッパは
変人扱いもされただろうし、何度も困難にぶち当たったことだろう。
しかし
離婚したご主人や
子供らに支えられ
フィリッパは
本物のリチャードに
会うことができた
川に捨てられたと
思われていた彼は、
ひょんなところに
眠っていたのだ👑
きっとそこで、我が汚名を晴らしてくれる人物を待っていたのでしょうね✨