『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』（2022）
原題：Fire of Love
1991年6月に長崎県の雲仙普賢岳の火砕流に巻き込まれて亡くなったフランスの火山学者クラフト夫妻の軌跡を追ったドキュメンタリー。火山学者・地球科学者のカティアとモーリス・クラフト夫妻が愛するものは、互いのことと、そして火山だった。2人は世界中の噴火山を追い求め、時には噴火口ぎりぎりまで近づき、噴火の様子をはじめとしたさまざまな発見を写真や映像に記録。彼らが残した記録の数々は、後の人びとが自然界に対する理解を深めるための大きな役割を果たした。(映画.comより引用)
アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞ノミネート作品。
冒頭でこの夫婦が残したものの一つに膨大な記録とありますがまさにそうでした。
90分の映画を作れるほど常に彼らを映した記録があり、第一人者であったことがよく分かります。
ちなみに中盤で流れたのはかのモリコーネが作曲し映画「続・夕陽のガンマン」で使われた曲ですね。だから乗馬
長崎の雲仙普賢岳で亡くなったことを考えると他人事ではないですね。日本は地震も多いですが、火山も多い。凄い国に住んでいるなと改めて実感。いつ噴火が起こるかわからないので、情報が高速化した現代でもあまり意味をなさないのが怖いところですね。地震と同じく。自然とはそういうもの。
2023-95
