このレビューはネタバレを含みます
20年越しの新作がこれなのはだいぶキツイ
TVシリーズ放映当時にありそうなキラ✕ラクスの同人誌って感じ
魅力のかけらもないいかにもなやつらが予想通り裏切りってそれをただ倒して終わりとか…
クルーゼアズラエル三馬鹿とかが入り乱れてた頃の熱量返して😭
演出も00年代に取り残されてるどころか劣化してる、SEEDの時みたいなイカしたキメシーンや台詞も印象に残る劇伴もなかった
ただただ紙芝居でダラダラ会話してるとこキツイて、こっちはユニコーンやら閃ハサやらで目は肥えとるんじゃ
ラクスがギアスのカレンみたいな格好し始めてめっちゃ笑った、ミーティア流すとこ完全にギャグだろ
これじゃ劇場版ガンダムSEEDというより劇場版クロスアンジュじゃねーか
遺伝子操作という人の業と憎悪に満ちた世界をギャグや愛がなんだというだけで片付けてほしくはなかった、無印最終話の救いのない世界に絶望しながらもやりきって満足気に死んだクルーゼとそれでも守りたい世界の為にと戦ったはずなのに泣きながら虚空を見つめるだけのキラ、そこに駆けつける大切な仲間たち…この悲哀と少しの救いこそがガンダムSEEDというものだろうに
当時のガノタやカプ厨向けの同窓会映画だと思えばまあいいのかもしれんが、個人的にはコズミック・イラの次第に破滅に向かっていくような世界観設定をもっと掘り下げてほしかったな〜
ちなみに今回ニコルは2回死んだ