「必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なのです。」この言葉に全てが詰まっていた。
ガンダムシリーズの中でも男女関係の複雑さが印象的なシリーズで今作もすれ違いの描写に歯痒さを感じた。しかし、愛とは何かを作品を通して語ることでキラとラクスの関係性を創造することができていたと思う。情報量が多く全てを語り切ることは難しいが主人公と敵の対比や皮肉めいた思想の矛盾、キャクターや機体などこの作品の良さは至るところに散りばめられている。
ファンも作品を愛しているからこそ、この続編をずっと待ち続けることができたのだと改めて感じた。