しおっち

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのしおっちのネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

同窓会のパーティーでずっとフライドポテトをサーブされた感じ

庵野監督に続いて20年越しの残業を終えた福田監督お疲れさまでした。

小ネタが多く、「ほらオタク諸君、こういうのが好きだろ?」と客に媚びすぎた作品でした。一方で、destiny後の世界を見たかったので観るに耐えた。

上記に全て集約されるのですが、もっとこうしてガンダムっぽいメッセージがあるストーリーを求めてたのに対して、全てネタを入れるために時間を割かれて実現できてなかった

以降、個別で思ったこと
悩めるキラに主人公みがdestinyより増して良かった。
オマージュ多すぎてしんどい。キラとアスランの言い合いでZの「粛正」をヒルダが発言、ミレニアムのスイカバー突貫、エマとレコア対立のような女性構図。メタ的にZZの明るさ演出、Gの愛演出、Xのような主人公ヒロインの共闘、ラクスのギアスにおける紅蓮コックピット...etc

ステラのシーンは感動返せよと思ったし、カガリもネタ枠になってしまったし...

シンは可愛さ全開で准将に懐いてて救われててよかった。バルトフェルド、サイ、ミリアリアは台詞なくて残念。アルバートはルルーシュ。「忘れてないさ」でデュエルからランサーダートが撃ち込まれるのは最高だった、本当に欲しいのはこういうのじゃないですか?

他にも、これはあのシーンを元にしててこれだなの連続で過食症ぎみでした。

せめて、最初のシーンで花が吹き飛んだので、最後にまた植えたり今回のメッセージで伝えたい描写を比喩的に表現してほしかったなあ

深いシナリオを求めて行っただけ残念だったけど、無事終わって良かったです。
しおっち

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