このレビューはネタバレを含みます
とにかく《愛》
愛こそすべて。
もうね、大ヒットしてるのが分かる。
面白い、それもわけわかんないけど面白い類の面白さ。
ガンダムSEEDの魅力ってファースト本筋と違ってシリアスになり過ぎない所もあると思う。
リアリティラインが限りなく低いというか、気合いや感情そして《愛》って言えば何とかなる所。
クライマックス戦の同時多発戦闘に加えて《ディスティニー百分身》《カガリ特級呪物化》そしてネタバレ食らう前に見たかったズゴックは針千本からのキャストオフで中からガンダムが出て来る物理無視演出の素晴らしい事。
もう御約束のザゼルのアカツキによる大口径レーザー止め、そしてこんな状況でもラクスはピッチピチエロスーツで宇宙空間のフリーダムの前でドヤ顔でポーズ決めてテン～テンテテ～ン🎶て『ミーティア』が流れて来た時は爆笑だった。
コレがミーアだったら胸はあの三倍はデカいと思うので惜しいキャラをなくしたと思う。
SEEDって昔からそうだけど最終決戦の場に於いても皆やってる事は男女の実に低レベルな痴話喧嘩でそもそも今回の話しの大筋も要約すれば「あの女は俺の婚約者だったのに後から来てなんだテメーは」から始まった事だし、超人類同士が見つめ合うと瞳孔が開いてバックが異空間になって「由美ちゃん…」「太陽くん…」みたいになる(伝説のジャンプラブコメ『キックオフ』より。懐かしい)のは何なの(笑)
誰かがTwitterで言ってたけど田村ゆかりのロリババアが最後に瓦礫の中からアフロヘアになって出て来て「おのれ～次こそはこうはいかんのじゃ～今に見てこれ～」チャンチャン～完～で終わっても許される世界。
とても一回では全てを楽しめないのでもう一個見たい。
