後半にネタバレ含みます。
まずネタバレ無し感想は、一言で表すと、もっと長々としてくれていいですよ。ってことです。seed追っかけ勢にとって嬉しいことばっかしてくれる。大好き。ガンダムにわかですが、seedとdestinyは全話視聴済みでした。もう全てが詰まってた。destinyあたりから物語の主軸が人類の核心をついてる。争いたくないのに争いは無くならないという矛盾に抗う人々。これには様々な意見があると思うし、答えはないのだと思う。destinyプランも解のひとつだったはずです。それでも人生に「選ぶ」という自由度を持たせてこそ人が人たる所以なのかもしれません。難しい題材ですが、過去作も大胆に生かしてまとまりのある物語になっていました。
ここからネタバレ有り感想
アスランがいない世界線が考えられないくらいにはアスラン頑張った。序盤は全員は本領を発揮できずにアークエンジェルでさえも落とされる始末。死亡キャラも出て正直もう終わったと思った。懐かしのキャラ達が加わってからは力強いのなんの。ディスティニーにのったシンに敵無しだし、アスランは何乗っても強いし、フリーダムは煌々としてもはや神だし、暁は相変わらずムウさんが乗りこなしてくれるしもう最高。コーディネーターを超える人種と言っていたけれど、テレパシー能力を逆手にとった作戦や、闇が深すぎるシンとムッツリアスランもさすがに笑わせてもらいました。ミネルバが改修されてなんか凄いことになってた。母艦で体当たりすると思わんやんw前艦長だったか副艦長だったかの名前が入った武装もあった気がします。名前を聞くだけでグッときました。ラクスがコーディネーターじゃなかったのが1番の驚きです。終盤で精神リンクのようなことを当たり前のようにやっていたけれど、力に目覚めた感があって個人的には振り切ってて良かったと思う場面。キラが、皆が弱いから僕がやるしかない！とひとりで抱こんでいたことを吐き出した時にゃあ誰かこいつ殴ってくれと思ったけどちゃんと殴ってくれるアスラン。カガリでもきっと殴ってたろうな。そして殴るアスランに怒るシンw忘れてたけどこのシーン見て漸く彼らがまだ子供だったことを思い出した。確か未成年だった思うけれど、これ以上考えたら自分がいつの間に年上になってたことに気付いたからもうやめる。話は戻ってひとりじゃないから勝てる！とキラは全員で戦うことでひとつ大きな壁を取り払えました。敵を圧倒し、殲滅していくシーンはただただ脱帽です。フリーダムはこうでなくっちゃな。最後、すっぽんぽんのキラとラクスが浜辺でキスをして終わりますが、個人的にはアスランとカガリのおまけも付けて欲しかったw変な締めになってしまいましたが、幼稚園児だった僕がこうして大人になって大好きなガンダムの劇場版を見れたことが何より嬉しくて、とにかくありがとうって感じです。
