みや

1950 水門橋決戦のみやのレビュー・感想・評価

1950 水門橋決戦(2022年製作の映画)
2.5
前作以上に戦争描写Onlyになった中国万歳映画。

どんな事があっても任務遂行する俺達を吹雪の雪山からお届けです。
もう誰が誰だか分かりません。
そして、まさかの前作からの続きだったからビックリ。
伍千里から伍万里への継承物語でした。

米軍の退路を断つため水門橋爆破を命じられた第七中隊。方位磁針も凍る極寒の雪山を水門橋に向けて歩く様子が、とにかく寒い。
一方の米軍基地は暖かく、クリスマスツリーや兵士にコーヒー振る舞われたり。
舐めてる米軍を不屈の中国軍が制圧する構図がありありと。
ウージンが爆破作戦を説明するけど、誰が誰だかなので作戦聞いても良く分かりませんでした。笑

撤退させた米軍の残した兵器を奪って戦うんだけど、英語が読めないから適当に砲弾入れて撃つとか、筒に入れば何でもいけるのかしら。

雪山の斜面を滑り落ちて敵陣に乗り込むアクションは、ウージンだけだった。マッチョなアメリカ兵との肉弾戦が少し。
その身体能力を発揮する作品に出てよー。
ばっちりドヤ顔してました。

これを見た中国の人が、米国は敵だ!中国が1番だ!とならず、戦争は虚しいと思って欲しい。
みや

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