とにかくアブストラクトなハードボイルド作品。奪われた金を求めて組織に立ち向かって行くリー・マーヴィンの妄想か、そもそも彼は存在していないんじゃないかと思わされるサイケな演出の数々に戸惑いつつも痺れる…
>>続きを読む突然ですが、現役の俳優だとカート・ラッセルが出ている作品って、ハズレが少ない気がします。あくまで個人的な感覚ですが…。
過去の役者だとこの人ですねえ、リー・マーヴィン。つまらない作品に出会った事な…
ハードボイルドの傑作。冒頭、困惑するような編集をしているがとてもクール。銃の音が耳に残る映画こそ心地よいバイオレンス映画だと思う。鈴木清順の殺しの烙印とかリミッツオブコントロールを彷彿させる。寡黙な…
>>続きを読む裏切った親友と組織に復習を果たす、ハードボイルド作品。
親友に裏切られたことなのか、嫁を寝取られたことなのか、ただ暴れたいだけなのか、途中から何に対して怒っているのかが見えにくい節々があり、興味深…
間違いなく傑作。
とても67年の作品とは思えない。
ただ、ある種の難解さがあり、それ故公開当時のアメリカでヒットしなかったのもうなづけるし、またそれ故、多層的な解釈が可能なカルトムービーと化したの…