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殺しの分け前/ポイント・ブランクのmhのレビュー・感想・評価

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このあと「太平洋の地獄」でもタッグを組むリー・マービン×ジョン・ブアマンのクライムサスペンス。
殺されたはずのリー・マービンが分け前を巡って無双するという大変わかりやすいストーリー。
テンポがいいのはもちろん、カット代わりのタイミングがいい。構図も決まっており、これから名作を連発することになる監督の面目躍如。過去と現在が混在しているシーンもわかりやすくてすごい。
リボルバーの薬莢を机の上にあけるとことか、メチャクチャなカースタントとか、印象に残る場面が多かった。
巨大な組織の一部だけしか描写しないのに、社会の闇を感じさせるのもすごかった。
公開当時に当たらず、のちに、カルト映画になったとのこと。
カルト映画として日本ではあまり有名じゃないけどね。
面白かった!
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