KeitaOmori

殺しの分け前/ポイント・ブランクのKeitaOmoriのレビュー・感想・評価

3.5
小説「悪党パーカー/人狩り」の映画化。
ジョン・ブアマン監督、リー・マーヴィン主演という良過ぎる作品。
相棒のマルと共に金を強奪するが、マルに裏切られ、自分の取り分9万3000ドルを奪われたウォーカー。
1年の潜伏期間を経て、自分の取り分を取り戻す為、マルを追いかける…というお話。
現代からすれば、少しモッサリしていますが、それでも当時のスタイリッシュなアクション映画。
ただ、回想からウォーカーとマル、そして、リンは長い付き合いのような表現があり、続編を作る気が無かったから良かったのか、他の「悪党パーカー」シリーズと矛盾が出るような気がしました。
また、その回想により、強奪事件以前のウォーカーはまともな人間だったようにも受け取れるのが何とも違和感を生み出している気がします。
ウォーカーの背景をもっと見せても良かった気がしました。
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