ペイン

殺しの分け前/ポイント・ブランクのペインのレビュー・感想・評価

4.5
『ドライヴ』のレフン監督や、『ブルータル・ジャスティス』のザラー監督等が多大な影響を受けているクライムアクション。主演リー・マーヴィンの無骨で非情な魅力が炸裂。

悪夢に迷い込んだような気分になる色彩感覚や、その独特な時間・空間の切り取り方はクセになる人はクセになる。この一癖も二癖もある摩訶不思議でサイケデリックなノワール世界は同年公開の鈴木清順監督「殺しの烙印」をも彷彿とさせます。

P.S.
「リオ・ブラボー」にも美人女賭博師役で出ていたアンジー・ディキンソンが本作でも似たような愛人キャラでニヤリ。
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