てぃだ

シュヴァリエのてぃだのネタバレレビュー・内容・結末

シュヴァリエ(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

OPのモーツアルトの演奏会を
ぶち壊しにする
(本人は盛り上げてると主張)
場面から痛快である。

奴隷の子でありながら
音楽家にして剣士
なんでもできる黒人シュヴァリエ

フランス革命期に生きた若き青年の
生涯を生き生きと描く。

彼がなんでもできるのは
そうしなければ生きていけなかったからで
音楽以外の部分にかけては
天性の賜物
というよりは努力の結晶

みたいな部分があるようなのに
そこにかけては何だか彫り込み不足な
気もしないでもない
(母親との確執しかり)

けど「黒人であること」で直面する
様々な弊害みたいな
暗く重くなりがちなエピソードも
結構ならない手前で切り上げてるせいか
何だか冒険漫画を読んでる気分にさえなる。

それから
今回のマリーアントワネット
今まで見たどのアントワネット嬢よりも
貧相に見えた気が笑
(いや胸だけじゃなくて髪とか装飾品とか
衣装とか全部含めて。
予算の問題かなぁ)
てぃだ

てぃだ