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『全身小説家』に投稿された感想・評価

higadesign

higadesignの感想・評価

3.7

20220326-090
1990年正月、東京
井上 光晴(1926年5月15日 - 1992年5月30日)
福岡県久留米市生まれ、長崎県崎戸町、佐世保市で育つ
1966年、瀬戸内寂聴と高松へ講演旅…

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もへあ

もへあの感想・評価

3.5
自身の語る生い立ちがことごとく嘘八百であるという「嘘つきみっちゃん」だけれども、その周りに集まる人の心酔具合はすさまじく、いわば「人たらし」の極致。
葬儀での瀬戸内寂聴のスピーチがすごい。
WTF

WTFの感想・評価

4.0
自分の経歴はいっさいがっさい虚構で塗り固めた井上先生が、自宅に往診に来て、特効薬(単なるプロポリス)を売りつけようとする医師(横内正典)を一刀両断するシーンが白眉。
夢じゃないと思ってたからね/夢じゃなかったかも知らない
Jellyfish

Jellyfishの感想・評価

4.0

アップリンク吉祥寺「気がかりな映画特集」 観賞四本目。
小説家 井上光晴 が癌死するまでの4年間を追ったドキュメンタリー。今回観賞の四本の中で一番 Well-made な仕上がり。

井上光晴 とは…

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りき

りきの感想・評価

3.7
ほぼ闘病シーン
本物の嘘つきが作る世界は本物

荒井晴彦や足立正生なんかは、作る映画からしてなんだか怖そうなイメージがある。しかし、そんな彼らを差し置いて、今日本で1番危険な映画監督は、原一男だろうということが今日のトークで分かった気がする。
そ…

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2024903-08 ぽすれん
晩年の埴谷さんの姿 残してもらえた

寂聴さん繋がりで。原一男監督による作家井上光晴のドキュメンタリー。

謎の演芸から着流しの正月の宴会と、なかなか異世界じみた光景を見せられる。たったと言って良いのか、たった30数年前。

親友、埴谷…

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見事なタイトルだと思う。
嘘をつかなければ生きられなかったからこそ、創作のための創作ではなく、生きるための創作家として小説家になった人物のまさにドキュメンタリー。
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