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ヒトラーのための虐殺会議のmomominnのレビュー・感想・評価

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)
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寝ました(笑)
3分の1、いや、半分くらい……?
だってさー、
早口のドイツ語でさ、
でもフランス語ぐらいすごい優雅な語り口で淡々と話されたらさ…寝るでしょ(^_^;)))

喋ってる内容はこの上無く非人道的なのに、
己が正義と信じて…いや、ただただ当然として理路整然と高説されると
なんか本当に素晴らしい案を聞いているかのような気分になるのがちょっと…
衝動的な銃乱射事件、とかと違って、
とっても理路整然と人殺しについて計画されてるのが怖い!

同じような見た目(少なくとも日本人より)で、
同じように考えたり感じたり言葉を喋って、
場合によっては親戚や身内だったりするのに
どうしてユダヤというだけでそんなに別物扱いできるのかがわからん。。
そんなに共存できない存在って何だろう…とか考えたら、
犬猫とかでもなく、もうゴキ●リとかくらい人扱いしてないなぁって思った( ´△`)

ガス室での大量虐殺が、
執行人側へのケアとしては最大限の人道的配慮だって発想は目からうろこ。
ギロチンとか、電気椅子と一緒だね。
ヨーロッパ中のユダヤ人を根絶やしにする…って目標自体が信じ難いけれど、
その信じ難い目標に本気で取り組んで、効率厨極めちゃうと確かにそうなるよね…って理屈に理解はできちゃうから怖いね。まぁ、犯罪者のプロファイリング的な理解だけども。

3回くらいじっくり見ないと、
誰が誰で、どの組織の代表で、誰がどの立場で…ってのが理解できなさそう。
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