自分の近くにいる人で本当に繋がれている人はいるのかって考えさせられた。
多様性という言葉を簡単に使う人が増えてきた。本当の意味で使ってる人は世の中にどのくらいいるのだろうか。
多数派、少数派と。自分がどっちなのかというのが顕著に分かる時代。しかしその反面、この世界のどこかにいる少数派の仲間も見つけやすい時代なんだなと。
普通とは。
普通でいるのが正義と思っていた人の元からは人が去り、普通でないことを自覚してた人の元には待ってくれる人がいる。
沢山の人物が出てきたけどあまり深掘りせずとも伝わる空気感。むしろ映像で見る分にはこれが良かったのでは？と思った。
原作ではどう書かれているのだろうか。
世の中を変えるのではなくまずは自分の住む世界（空間）を変えるだけでも人は生きていたいと思うのかなと。
みんなあるよね。それぞれ違うところが。それを告白する勇気も大切。
自分の意見を否定されることもあるかもしれないが、それは決して間違いではない。
生きることを肯定してくれる作品。
