普通
って何だろう?
考えさせられる作品でした。
私達が普段さり気なく聞いたり、発したりしている言葉
その言葉や観念に苦しめられる人も居る
何が正常な正欲なんでしょう?
私だって普通と思っている事でも
他の人には普通じゃないと思われている事もあるのではないか、その事を他の人には変だと思われ、拒絶されるであろうと思っているから伝えずにいる事もある。
細かい事言ったら、カレーに何かける?
マヨネーズと答えれば
えー!気持ち悪い🥴や
生のトマト嫌い😾
えー!あんな美味しい物何で食べられないの?みたいな…
原作は未読
そもそもは稲垣吾郎さん目当てで鑑賞
新垣さん、磯村さん、吾郎さん、宇野さん…他の役者さんもハマり役
というか演技が上手い
登場人物の着ている服の色
色でも表現していた
新垣さん演じる夏月は佳道に恋愛感情は無いと言っていたけど、それは本心なのか?
イマイチ分からなかった
精神的に理解し合え繋がれている事だけだったのか?
佳道と一緒に過ごす日々は何にも変え難いこの先も生きて行こうと普通の人達と同じ幸せを感じられたと思う
佳道も然り
生気のない表情から生き生きとした表情にお互い変化していく
吾郎さん演じる父であり検事は自分はまともと信じていて、職業柄でもあるのかも知れないけれどその家族に対して理解を
示そうとしない
彼らとは対照的に家族が離れていく
ある出会いをきっかけに
思わぬ事件に巻き込まれてしまうが
最終的にその後はどうなったのか
最後のシーン
夏月が佳道に伝えたかった伝言
「普通の事です」
「居なくならないよ」
この言葉で検事の吾郎さんに
その想いがどれだけ響いたか
吾郎さんの表情に現れている様に感じました。
昨今の何となく聞こえてくる
ダイバーシティや性的マイノリティ等、
非常にナーバスな課題を私達に突き付けられている
目を逸らすな
貴方も同じ
普通では無いですよと。。。