原作は、「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞、「何者」で直木賞を受賞した朝井リョウが作家生活10年の節目に書き上げた…
“共感を呼ぶ傑作”なのか？ “目を背けたくなる問題作”か？…という話題作。
映画化にあたり、監督:岸善幸と脚本:港岳彦は「あゝ、荒野」「前科者」に続き三たびタッグを組む。
稲垣吾郎／新垣結衣／磯村勇斗の共演。
配給:ビターズエンド（直近では「ほつれる」）
…ってぐらいの事前情報で鑑賞。
ー想像してた内容とは全く違う作品でした。ー
“ダイバーシティ” “普通ってなに？”
についての映画…？
上記の三名＋佐藤寛太、東野絢香の5人が『人とは違う…それでも誰もひとりじゃないといい…』という深い演技合戦を魅せてくれました。
人とは違う志向（思考/嗜好/指向）で“生きづらさ”を感じてる3組の男女の日常が、少しずつ交差し、絡み合い、繋がってゆく…。
『ああいう流れにのるってことが、社会の一員になる…ってことなんだね』
『あなたにどう否定されようと、わたしたちはここに確かに生きてます』
