このレビューはネタバレを含みます
⚠️原作未読のレビューです⚠️
(購入したのでこれから読みます!)
あらすじも殆ど見ず、行きました。
原作と映画の細かいニュアンスの違い等は分かりませんが、私はとても救われました。
桐生さん、佐々木くんの関係性が本当に素敵で……憧れたなぁ。
『この世界で生きていくために、手を組みませんか?』
「良いですね」
このシーン泣いちゃったな……
多様性とかマイノリティへの理解や問題点が取り沙汰される現代
「LGBTQ」は、まだカテゴライズされるだけマシなのかも。
他にもカテゴライズできない色んな人がいる訳で、理解されないから言えない or 言わないで秘密にして苦しい思いをしている人は沢山いるはず。
自分もマイノリティ側の人間(ノンバイナリー)なので、本当にその苦しさ・生きづらさは理解出来る。
無意識に"社会の普通"を押し付けないで欲しいと本当に思う。
妊婦さんのお節介シーンがキツかった。ああいうの言われるよな〜…まじウザイんよな〜😣……
この作品の好きなところは、マイノリティを理解しろ!というような強要が無く終わったところ。(※個人的に)
そういう終わり方したら高評価できなかったかも。そんなに世間は美しくない。
寺井さんのような、どうしても理解できない人・分かり合えない側の人間の事もしっかり描いていたのでバランス良く感じた。
マイノリティ内でもジャンル違いのマイノリティがぶつかる様も面白かった。
(大也くんと八重子のくだり)
群像劇みたいな、いろんな登場人物が出てきて数奇な交わりというか、段々と各々が関係していくような映画大好き。
「読む前の自分には戻れない」ってなんだろうか?
なんか、どんでん返しストーリーみたいな宣伝文句ついてません?😅
これだけはちょっとわからんなぁ…