このレビューはネタバレを含みます
共感者を見つけた時に、はしゃぎながら、え?わたしも、、!分かる!!というのがいかに安物なのか突きつけられてしまった。結局凡人なのかって絶望できない絶望
難しい作品だった
率直な感想としては
稲垣吾郎が1番可哀想。
彼は世間が作ったルールに則り、そのルールが本当に正しいものだと疑いもせず、教科書通りに生きただけ
なのに、愛する人を理解することもできず、息子からは自分とは正反対の犯罪者と同じ目を向けられるような始末。それに気づけない愚かさ。彼もまたこの世の被害者と感じた。
いろんな言葉や当たり前に傷ついてきた登場人物たちが紡ぐ言葉はすごく力強かった。
スターシードの話のようにも感じたり。
神聖な欲を汚されてしまった時は悲しかった、やはり彼らの生きづらさは変わらないのかもしれない。
理解はできないけど、
当たり前なんてものはないと頭の片隅に置いておくことで変わることはきっと沢山ある。
ちなみに稲垣吾郎の役の欲は何だったんでしょう、あまり性欲とは感じなかったので、、論破かな?支配欲かな?なんだろ
映画を楽しんでる私たちもどこかの星から見たらきっと変なんだろうな
知らぬ間に消費してる
頭がごちゃごちゃしたんですが、
最後のガッキーのセリフ良かったですね