映画的な比較構造とセリフがメチャクチャ良いところはヤバい良いのに、
ここぞというところで何故それを活かさないもったいない…
と思ってたら、やっぱり原作ありのやつ。
人のすれ違いが煮詰まって咄嗟のところで問題点を出して課題を明確にすればいいのにってところで、個人の感情論で責め立てたり善悪の言葉の圧でやりこめたりするの、ほんまマジ…っていう日本映画の悪いところがな、出てたな。
あと、そういう課題が明確化するシーンで外しにかかる以外にも、
問題の前提の部分にも説明不足感があって、
ジャンル表示がヒューマンドラマに収まらず、恋愛まで入れたせいかもしらないが、
たまたま相性が合う奴らが幸運にも出会ってたまたまそのままうまくいくという描写になってて、つらい。
自分自身がマージョリティでないことと、マージョリティでない他の人を理解できることとはほぼ完全に別なんだよな…っていう描写まであるのにな…つらいな…
マイノリティどうしで助け合えれば、という前提がそもそも若干ナンセンスというメッセージ性を感じたのに、後のシーンでは無視されたり…原作読みてぇ！
原作探して読もう…
