普通とはなんだろう。そう考えさせられる作品はたくさんあるけれど、その中でも突出して固定観念を粉々にぶち壊してくる作品。観る前の自分には戻れない。
原作とは違うパラレルワールドを見せられている気分。でも、映像として、マジョリティな世間とマイノリティな個の対比が視覚化されることで、世間からこう在れと形を押し付けれる苦しさを深く感じさせられた。
自分自身が他の星から実は留学していて、周囲には理解されない何かがあるんじゃないか、そんな想像を掻き立てられる。きっと世間からはみ出したくない恐怖があるから、たくさん話しをするのだろうけど。