性的マイノリティ(水に興奮を覚える人達)が世間に馴染もうとする姿を描いた作品。
序盤は意味深な演出が多く、??となる箇所もあったがあらすじにある性的マイノリティの概要がはっきりしてからは序盤の演出もそういう事かと理解が出来ていくのが気持ちよかった。
この映画の本筋は終盤の検事との会話が全てのように感じた。マジョリティを優先する世の中ではこの映画のように割りを食っている人達もいる事を再認識したし、その視点は忘れないようにしなくてはと思わせてくれた。
ガッキーはいつも笑顔の演技ばかりを観ていた気がして、今作の演技はこれまで観た事の無いものだったので新鮮で良かった。