正欲のotayuのネタバレレビュー・内容・結末

もっと概念的なまま結論も出さないまま進むかと思ったら、ラスト２０分はしっかりエンタメ映画だった。
「水」に欲望する変わった人たちが、自分たちが変わっていると知っていて、だから普通を装って生きている。けれどもその普通は演じているだけだから、他の人とは一線を隠している。
別線で、YouTuberになる不登校の子どもたちと、その親。その親は警察官で、正義の物差しがしっかりある。
最後、その話がしっかりリンクして大オチへ。
ただ、要は水フェチなんだよね。水が好きなこと自体は犯罪でもないし、そんな隠すようなことかな。

「地球に留学している感覚なんよね」は良いセリフだったな。