観ました。
原作は母に勧められて少し読んだんだけど
大好きな朝井リョウさんにも関わらず
なかなか読み進めることができず途中離脱。
んー。
自分の知らないことってたくさんあって、
今回でその一部の人の生きづらさというのは
少し感じとれたのかなとは思うけど
なんとも中途半端な感じで最終的な感想としては
イマイチという感じだった。
それぞれの想いが垣間見えるシーンやセリフは
もちろん響くものがあったけれど、
映画としての盛り上がりにも欠けていたし、
やっぱり終わり方が個人的にハマらなかった。
磯村くんはめちゃくちゃ良かったね。
でも最後の取り調べで磯村くんが話してる時
絶対BGMいらんかったと思う。
「いらないよなー」って口から出てた。←
まぁ何にしても映画がイマイチだったからこそ
原作を読まないとダメか。と思ってる。
朝井リョウさんは本当に大好きで
今まで読んだ本はどれもほぼ一気読みってくらい
むしろ読まずにはいられない感じだったけど
正欲に関してはなかなかなぜか進まなくて。
再チャレンジだな!
朝井さんの本で、というか
今まで読んできた本の中で(全然数読んでないけど)
1番好きなのが「もういちど生まれる」。
初めて読んだ時がまだ若かったからというのも
もちろんあるかもしれないけれど、
何度読んでも泣けてしまう。
朝井さんの本に登場する人物は
全く共感できない、という人が出てこないのが
本当にすごいなと思わされるんだけど
(「何者」とかもね。あれもやられたな)
そう思うと「正欲」に出てくる人たちに
共感するというのが難しくて、
なかなか読み進められなかったのかな。
と今書きながら思う。
別に分からないから拒絶したいとか
そういう気持ちは一切ないのだけれど。
神戸さんが自分的には一番共感できる人だから
映画でももっと出て欲しかった。
なんだか大学生パートは映画では
がっつりカットされてしまっているようで
ガッカリしてる人もいるみたいなので(うちの母も)
やはり原作読むしかないですね。