淡々としてるけど、表面と行き場なく沸る 「正欲」と、諦めの感情が混沌としていて目が離せない。
同志として一緒にいる人たちの穏やかさも
不思議に説得力がある。新垣結衣氏の暗い物を抱えたまま社会生活を送る閉塞感が、膨張して破裂しそうな演技がとても良かった。
磯村勇斗氏 今の所見る作品全てそれぞれの役の人物にハマってる、というかそのものになっている印象。
今作も自身の中で演技の核となる物を準備してしっかり携えて向き合ってるなーと思った。
役をこなすという器用さはもちろんあると思うけれど人物に寄り添って、内包できる俳優という感じがする。
原作も読んでみたい。