"テレビタレント"として消費されちゃってるだけで、実のところ演技表現が立派である俳優は多いんじゃなかろうかと思います。新垣結衣のイメージがポッキーのCMで止まっている私にとって、本作の演技や存在感は意外なものでした。これからの活躍が楽しみです。
磯村勇斗が好きで。『PLAN75』『ビリーバーズ』での実在感を、本作でも楽しめました。稲垣吾郎は、演技云々ではなく、ジャニー喜多川の小児性愛が気になりすぎて、実在感どころの騒ぎではなかったです。
多様性云々のお話の割に、各登場人物が書割的で、思考や性格、振る舞いに奥行きがなく、プロットを展開するための役割として消費されている感が否めない。そこが若干、鼻につきました。
