刺さる台詞ばかりでしんどい。
自分が話しているみたいでびっくりした、という台詞があったけど、一貫してそれを感じていた。どうしてこんなにも細かく表現出来るのか。
明日生きたい人のフリをして生きる、無事に死ぬために生きる。
これを話すとネガティブだねって言われてしまう現実も含め、自分は人並みに世の中を見れていないと思ってしまう。
自分を見ているようでしんどかった。感動映画とかよりも涙がぽろぽろ出てきてしまう。抑えていたものが溢れ出す演技も、それぞれの人が上手すぎる。
全体的にずんとした雰囲気の映画だったけど、見終わったあと、私はこのままでもいいんだと思えた。
わかってもらいたい、分かって貰えなくてもいい、このふたつの感情と戦って生きていけばそれでいいのかと思った。
途方に暮れている時こそ見たい映画。