USB

正欲のUSBのレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
4.6
凄く良かった。ラブ・アクチュアリーみたいな感じで徐々に登場人物達の物語が重なり合っていく構成。

新垣結衣、稲垣吾郎好演でした。
稲垣吾郎家のシーンはずっとしんどい。父、母、子全員の気持ち分かる。父はもうちょい話聞いてあげて欲しいけど、自分視点では圧倒的に正しいと思ってる事を聞くの自体かったるいんやろな。実際あの子どものYouTubeくそほどおもんないし。ゆたぼんの女版ウケるわ。実際にゆたぼんに触発されてる子ってまあまあおるんやろな。YouTubeやってるよお分からん男にくそ苛つく父の気持ちめっちゃ分かるわ。

イキり大学生達の多様性トークはくそキツい。薄っぺらいルッキズム批判するやつおるよな〜。

ガッキーが働いてるイオンの妊婦先輩あまりにもウザすぎる。勝手に人の感情解釈して、いらんおせっかいしてを拒否されてキレてる。普段は虚無やのに結婚式でフルパワーの社会性を纏うガッキーの感じがやけにリアルで良かった。
例のシークエンスはまあニチャニチャさせて貰ったんですが、言いたい事はあるよな。こんな美男美女が童貞と処女な訳ないやろーーーーーーーーーー!!!!!アホーーーーーーー!!!そんな訳あるかーーーー!!!!!

マイノリティ同士が理解者と出会えるのって尊い。「ここにいていいんだ」と思えない人生って辛いしめっちゃ生き辛いと思う。僕は日本に五体満足な異性愛者として生まれたので、マイノリティの人達の事を理解しづらいけど、綺麗事じゃなく本当に理解したいな。以前アセクシャルの女性を深く傷つけてしまった事があるので、色々考えて見てた。エンパシーやな〜。傍観じゃなくて共感やな〜。
USB

USB