現代日本における普通、マジョリティではない人たちを描いた作品。
性を含むフェティシズムでも人それぞれなように、その各々の人物の持つある種「多様」な様子を描く。
普通や常識への疑問の投げかけだけでなく、その裏にある興味や嫉妬なども描いている点では新鮮だった。
普通の生活をしている人よりもそうでない人の方が共感の得られやすいタイプの作品ではないかと思う。
広島が一部出てくるが、私はその近辺の出身のため方言のぎこちなさは非常に気になってしまった。
渡辺大知はさすがミュージシャンで耳がいいのか上手だった。