"普通"について、深く考えさせられる、そんな映画でした。
私は口癖で「普通に」って言葉をよく使う自覚があるのですが、『普通』って確かに自分の主観でしかなかったな、、、と。
稲垣吾郎演じる 寺井 は自分と結構近いなと思いました。 まぁあそこまで異性や、人間以外に魅力や性的興奮をおぼえる人のことは、犯罪ではない、まわりに迷惑をかけない範疇でなら良いと考えますが。
佐々木 や 夏月 はやっとお互いをわかりあえる存在と出会えて、まわりにうまく溶け込む為に生活をしてただけなのに、いわれもない児童売春の罪を着せられて、佐々木 が捕まってしまう、というストーリーはなんとも言えない、、苦しかったです、すごく。
最後の離婚調停中の 寺井 に 夏月の
「いなくならないよ」 という台詞は、さすがにパンチ効き過ぎてましたね。
寺井 に関してはほんとうに、自業自得だとは思いますが。 普通に学校に通って、勉強をして、就職して。 親ならそう育って欲しいと、思うとは思いました。
