コウスケ

正欲のコウスケのレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
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・水に性的興奮を覚える人がいるのは初めて知った。

・以前、Abemaでピチピチとはねる魚に興奮する男性を取り上げていたのを思い出す。実際に私には理解できない性癖の人がいるのだろう。もしかしたら私にも何かあるかもしれない。

・小説『コンビニ人間』も、「普通って何?」というか、生きづらさがテーマだったが、性癖についてのマイノリティのほうがより一層生きづらいだろうな。

・子供の頃の私は友人の中で一番「まとも」と思っていたが、気づけば私だけ結婚しておらず、私だけサラリーマンではなく、一番の変わり者になっていた。今思えば、子供の頃から周りとは違う行動をしていた。

・CD屋で働いていた頃、自分には個性がないことがコンプレックスだった。しかし今思えば個性の塊だ。
・持論だが、人間みな変態だと思ってる。ただ、面倒なく生きてくために「普通のフリ」してるのだと思う。

・人は「この人だけは分かってくれる」と言う人が1人だけでもいたら、生きていける。そう思う。それがこの映画ではパートナーだったりネットで知り合う仲間なわけだが、どんな人にも親とか先生とか友達とか、自分の個性や1番ダメなところを受け止めてくれる人がいたら良いなと思う。
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