これまで苦しい思いをしてきたのにわかってもらえないこととか、頑張って必死に生きてきたのにそれを言語化できなくて崩れ落ちそうになる感覚とかが映像としてちゃんと可視化されていた
親と食卓囲んでるときに子…
最初のシーン、佐々木くんは生きる気力が無くぼーっと無気力な人物像を演出しているだけかと思っていたが、彼の性的嗜好を知れば別の解釈が生まれました。
悩んでる人、生きづらさを感じてる人から出る台詞がと…
「普通のことですよ。いなくならないから」っていう台詞がよかった。
血縁や性愛を超えた深い繋がりがあった。
普通?の性行為を再現して笑い合ってるシーンが良かった。
人によっては普通は違うよね。
ガ…
映像と演技のリアリズムに魅了され、ストーリーにぐっと胸を締め付けられるような傑作。
性的指向のマイノリティといえばLGBTQがすぐに思い浮かぶ。近頃はそういった考え方を理解しようとする風潮がある…
原作者の朝井リョウはやはり着眼点が凄いと常々感心させられる。
世の中は少しずつ多様性を認める風潮にはなってきたが、本当に万人が生きやすいと思える環境にはまだなっていない。
どこか形だけの、よそよそ…
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