期待よりもかなり面白い作品だった。
救いがあるような、恐ろしさがあるような、その繊細で危うい領域を果敢に描いている。
ただ、映画的に光る瞬間、真に迫るようなシーンがいまひとつ足りなかった気がする。
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朝井リョウ原作「正欲」、出版当時から気になりつつ読めていなかったが、よもや映画版を先に観ることになろうとは。
複数視点の群像劇の中で新垣を中心に「正しい欲」、あるいは「認められるべき欲」を描いた物…
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正(しく生きるための)欲
言葉のチョイスがすごい。みる小説。
明日生きるためのものはあっても明日生きたくない人のためのものはない。
どんな感情もあっていいもの。
明日生きるためのものがいらない…
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原作を読んでから視聴
ガッキーの目の死んでる具合がめちゃくちゃ良かったのと、ガッキーと磯村勇斗がベッドで居なくならないでって言い合うところは非常に良かった
そして、最後のゴローちゃんとガッキーの…
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