こちらもオーディブルから。
八重子と諸橋くんパートが一番よかった。
どうしたらいいか分からなくて、そこから動けないというような、苦しさ、生きづらさがよく表現されてたと思う。
どうして自分はいつも…
このレビューはネタバレを含みます
本作を理解するにあたってまずフーコーを思い出したい。フーコーは、系譜学的分析にあたって、近代以前、近代への過渡期、近代以降(18世紀以降)の三つに分けた。私たちは、近代以降の枠組みに沿って生きている…
>>続きを読むわかるんだけど、人それぞれ、かかえてるものは、あるんだよね。
演技の面でいうと、
稲垣吾郎さんの家族も家族にみえないし、うーんって感じ。
佐藤くんのターンがいちばんよかった。
新垣結衣さんは、頑張っ…
家庭の描き方の解像度、凄かった。登校拒否の家庭や独身の娘と同居する両親のシーンとか。
みんなの知ってるガッキーの弾ける笑顔は水を公園で浴びまくってるシーンでしか見れない。ガッキーの目で語る力には驚い…
多様性が社会の共通認識として浸透する中で、マイノリティである人たちがどう自らの欲求に折り合いをつけ日々を過ごしていくのか、ということをテーマにした作品でした。
一昔前なら孤立するだけでしたが、今の時…
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会