⚫︎2回目 2024/3/16 ★4.0
初見の時は共感を探して観ていたため、なかなか見つけることができずちょっと消化不良だったけど、2回目でようやく腑に落とせた感じ。すごく良かった。
特に最後の「…
数の多いものが普通になる世界で、わからないものは無理やり、自分の中の定義に押し込み、あとは「ありえない」と切り捨てる。多様性と謳い、無意識に理解する側にいる。だけど本来、心の中で思っちゃいけないこと…
>>続きを読むフェチが行きすぎたら、苦しめるんだ自分を。
わかってることだから自ら縄に手をかける。
気軽にフェチとか聞くなよなー。
行き過ぎたものは病気になるのか?そんなこと言ったらこの世に医者は要らないんじ…
期待よりもかなり面白い作品だった。
救いがあるような、恐ろしさがあるような、その繊細で危うい領域を果敢に描いている。
ただ、映画的に光る瞬間、真に迫るようなシーンがいまひとつ足りなかった気がする。
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このレビューはネタバレを含みます
朝井リョウ原作「正欲」、出版当時から気になりつつ読めていなかったが、よもや映画版を先に観ることになろうとは。
複数視点の群像劇の中で新垣を中心に「正しい欲」、あるいは「認められるべき欲」を描いた物…
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会