吹替えで。
100周年作品だけあって、上品な作りになっており、かなり好み。
なんだかコケているという前評判とスタフィみたいなスターで勝手にイメージ悪くなっててスンマセン。（動いてるスターをみたら、そこまで星の形をしてなかった。なんか丸い。）
アーシャの面談場面。
皆の願いの前で2回目のミュージカルが始まったときには、色彩も明るくなく地味な背景の描き方で大丈夫かこれ…と不安に感じたが、フリになっていて、メインテーマがかかるスター降臨からの一連のシーンへの盛り上がりに利用されていた。
しかもとても美しく賑やかなものになっていて、様々な生物が登場する畳み掛けも大画面で観る価値あり。
様々な人を許容しながら、自らのアイデンティティをスターにたとえて取り戻すというテーマもミュージカルと相性が良くてGOOD。
願いを悪用する王様の掘り下げはなく、勧善懲悪で終わる。国民が何を求めて国を出てここに辿りついたか、”願い”の掘り下げはもっと欲しかったが…。
あと別にルッキズム要素は混ぜ込む必要はなかったと思う。
結末は昔ながらの終わり方みたいで逆に好感。
個人的にいいなと思ったシーンは城の天井を空けるとこ。
思った以上に楽しめましたね～。クリスマスや年末年始にオススメです。
