るーと

ウィッシュのるーとのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーを好きでよかったと心の底から思える作品だったし、なぜディズニーに惹かれるのかを再認識した時間。
しかも、アーシャをいくちゃんが務めたことに感動。様々な夢、願いを叶えてきて、これからも叶えていくであろう姿と重なる。

夢を見ること、願うことというディズニーの一貫したテーマが特に強調されていて100周年に相応しい。
人は夢を見て大人になって、いつしかそれを忘れたり、蓋をしたりして生きていくもの。
エンディングのA wish worth makingは泣く。日々忙殺される中で、目先のことじゃなくて、もっと壮大な、自分の叶えたい夢を実現するために行動しないといけないと思わされた。人生はあっという間に終わっていく。

国王と民衆という形で、人間社会をよく投影している作品でもあり、ディズニー作品の夢の叶え方の変遷は面白い。

ジュリア・マイケルズ。そのうちメンケン師匠のように巨匠と呼ばれるのかな。既にグラミー賞候補などにあがるシンガーソングライターのようだが。

空を飛びたいピーターが装置を作りたい人としてラストに登場するのをはじめ、オマージュも良かった。
るーと

るーと