KaZui

ウィッシュのKaZuiのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

💬ディズニー100周年記念作品。序盤が結構退屈だったのと、スターのキャラクターがあまり個性的でなく置きにいった感があるのと、ヴィランであるマグニフィコ王の扱いに思うところはあるが、最後の『ウィッシュ~この願い~』を国民みんなで歌うシーンは非常に良かったし、マグニフィコ王も好みのヴィランだったので全体的には嫌いになれない作品。でもやはりマグニフィコ王の扱いだけは雑。禁断の魔法の力に呑まれてしまい元の人格に戻す手段は無いとしても、元から傲慢だったわけではなく、ともに国を育て、愛してきた王を雑に処理してしまう王妃に違和感。また、マグニフィコ王は、人々の夢を預かり、月に一度叶える、預けた夢は忘れる、などということはあらかじめ国民に明言していたし、魔法に呑まれるまではみんなの夢そのものは壊したり吸収したりしていなかった。国民たちもだいぶ呑気だったし、王妃も何をしていたわけでもなさそうなので、国を1人で守ってきた国王に対して不遜・不敬だったのでは、と思えなくもない。

初鑑賞:2023年12月30日
鑑賞方法:映画館
(TOHOシネマズ すすきの
/DolbyCINEMA吹替)
2023年296本目。
12月46本目。

🗣時間が合わず、吹替版鑑賞。どうしても台詞や歌が重要になってくる作品でタレント吹替だと、上手い下手に関わらずその人の顔が見えちゃってちょっと入ってこない部分がある。生田絵梨花と福山雅治は上手かったけどめっちゃ顔出てきた。
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