ディズニー100周年記念作品がこれか…？
2024年1発めの映画がこれか…？？
おみくじは当たりを引いたが、映画のチョイスはハズレを引いちまったようだ…
初っ端から酷評気味で申し訳ないが、この映画と実写「リトル•マーメイド」、「マーベルズ」の失敗を経てディズニーのCEOが反省コメントをしているので、ある程度お察しな部分も致し方なし…
この映画を一言で言うと「願いも愛も無い」映画。
この映画の真なる願いは、この映画に深みをもたらす、まともなシナリオライターが必要だったろうに…
ディズニー映画のオマージュ100個を作中に取り込むより重要なことはあったろうに…
95分。作中の楽曲自体は良い、クライマックスの楽曲の使い方は良い。
以下！！酷評&ネタバレ！
あまりに言いたくなる内容だったので、ネタバレタグをつけずに書く！
未視聴の人は注意！
まず！！
キャラクターの薄さ！！
本作のメインヴィランであるマグニフィコ王、あと2、3個の要素を足せば良キャラになりえただろうに、話の進み方、キャラクターの描き方が性急すぎて動機が薄い！
人々の願いを集めている動機が、過去に欲にかられた人物に子供の命を奪われている描写があるのだが、この描写が薄い！
この描写が劇中だとアッサリしすぎてマグニフィコはなんで願い集めてんの？状況一歩手前。
説得力を持たせたいなら、もっと直接的に子供の命が奪われた描写をして、人々の願い（欲望）を恨んでいる！くらいの方が良かった！
この描写が薄いせいで、物語後半の本格的闇落ち理由があいまいで説得力がないんだわ！
そして、まーーーたポリコレに配慮したような多種多様な人物達！
多く出しすぎて持て余してんじゃねーか！
ツッコミたい所が多いんだが、ねぼすけ大男の「面白みが無くなった」、「ねぼすけ要素」そのもの。
これ願いと関係あったか！！？？
ねぼすけ大男は「騎士になりたい」との願いだったけど、願いの喪失うんぬんの要素と関係なかったんか！！？
願いと関係なかったら、ただ単純に面白みが無く、ねぼすけということで、友達に悪口言われてただけじゃねーか！！？
そして、アジア系の杖をついて歩く女の子…
物語に関わってくる要素モリモリ、願いはきっと足を治したいとかだろうに、フッツーに主人公の親友ポジなだけ！！
こういうところが過剰なポリコレ演出で嫌われてんじゃねーの！？
他にも言いたいことはあるが、主人公周りはキリがないのでここでやめておこう…
（7人の小人をオマージュ（笑）しているらしいが、シナリオ的にガチでそんな余裕ないレベル）
1番悲しかったのは王女様！！
マグニフィコ王の妻！！マジでなんなの！？
怒りを通り越して、劇場から出た時に俺はひたすら悲しかったよ！？
最初は善意からマグニフィコ王と2人で国を作り、その過程でマグニフィコ王が歪んでいくのを目の当たりにしていた妻！
劇中でも言っていたが、「真実の愛など存在しない！」を体現した人物となったなぁ！？
愛する人が道を違えたなら、それを諫め、寄り添い、立ち直っていくもんじゃねーのか！？
少なくとも俺の妻ならそうしてくれる！
それが本作だと、今まで王の悪行を見過ごしていたのに、最後に王を裏切ったら、民衆からは英雄扱い…
救いの無い王に対しては残酷すぎる冷酷な対応…
これ見てカタルシス感じるやつおるんか！！？
主人公の行動も願いを取り戻そう！→革命だ！
の行動思考も納得できない演出描写。
序盤は王に感謝して歌って踊っていたのに、革命へのステップアップはやくねーか！？
もっと段階おいてあげても良かったんじゃないか！！？
取り戻そう！→話し合おう→王はヤベェ→盗もう→戦うしかない…みたいなさ！
王が悪行をしていたとはいえ、建国の父である王に対してあまりに無慈悲すぎんか…？？
本作のお助けアニマルも完全ないらん要素だったなぁ…
意外な重低音ボイスの一発ネタ以降は、物語中、しょーもないギャグを入れて話の腰を折りテンポを悪くするノイズ的な立ち位置。
ラプンツェルのカメレオン見習えよ…
唐突なお助けキャラのスターもなんなんだ？？
突如として助けに現れたが、こいつ関連の話とか設定がなんもないから、さすがに都合良すぎる存在だったな…
北斗の拳ばりに、世が乱れる時に救世主現る！みたいに、なんでも良かったから登場の示唆とかありゃ良かったのに…
他にも不満となる部分は多いが、キリが無いのでとりあえずここまで書いておく！
クライマックスの楽曲の使用方法だけは良い演出だったよ！
ディズニー100のオマージュより、良いシナリオ作りに注力して欲しかったなあ！？
さすが、ディズニーCEOが反省しただけあるよ！
（制作中、良いスタッフがどんどん抜けていった内部告発があるレベル）
映画とは関係ないが、この映画を見る直前(16:00頃）に地震が起きた！
石川県近隣の方々は今後も気をつけて！
埼玉もだいぶ揺れたからドキドキしたよ！
以上！！
面白い映画よりツマラン映画のほうが筆が乗るな！と思ったパピワンでした！
