ディズニー100周年ということで、大好きなディズニー要素がふんだんに盛り込もれていて、とても楽しめた。
幼少の頃から、父親の影響で家には白雪姫やシンデレラなど、ディズニー作品のVHSが揃っており、それこそ擦り切れるほど見たし、ディズニーランドも年に3回家族で連れて行ったもらっていて、当たり前のようにディズニーが生活に溶け込んでいた。
100年という節目でまだまだディズニーがやる気であるというのがとても嬉しく思いますね。
ディズニー初長編映画である白雪姫の水彩画タッチの背景が使われていると思いきや、最新のCG技術も併用されて使われていて、ただの懐古的な作品に収まらず、しっかりと未来が取り込まれているのが良い。
自分の夢は人に託して叶えてもらうのではなく、自分の力で叶えるのだという、ありきたりなテーマ性も、ディズニーがこの100年積み重ねてきたものがあるからこそ、説教臭く聞こえずに素直に入ってくるものだと思う。
劇中にサビーノという100歳のおじいちゃんが出てくるが、これはディズニーそのものでメタ的な存在だよね、きっと。
エンディングで、『星に願いを』をギターで弾くシーンは沁みました。
100年経ってもまだ夢があり、その夢を諦めないという、自身へのメッセージだと捉えると、まだまだ楽しませてくれそうですね、ディズニーは。
