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ウィッシュのkoのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

非常にclassic 。そしてpowerful ♥️♥️
100周年記念にふさわしい愛と希望に満ちた作品だった!製作者たちの想いを感じる。

Disneyの歴史があったからこそ、いま”モダン”(colorfulかつ本質的)に、”クラシック”なメッセージを伝えることができてる✨✨
旧作は最高だけど( ; ; )より視野が広くて粗が少ない。

音楽がとにかく最高。スパニッシュな一曲目からどれもいいが、なんといっても圧巻のテーマ曲。(北欧っぽい)。アーシャの願いがこもった自然な魂の叫びのようなメロディライン。アーシャがラストか細すぎる声で歌い、民衆に共鳴していって大合唱になった。大泣き。
この曲こそ「願い」「夢」の意味するものじゃないの.!!

シンデレラやピーターパンのオマージュあり。フェアリーゴッドマザーの衣装、魔法の杖。白雪姫の鏡。隠れてないミッキー。動物たちも話すし夜空を見上げる。みなそれぞれが奇跡の星。いっしょに歌って見つめ合って微笑む。ん〜クラシック✨
Disney がみせてくれた夢。
エンドロール後、おじいちゃんがマンドリンで「星に願いを」を弾いて美しく幕を閉じる。

ヴィランに救いないのも旧作っぽいけど、それはどうなん?とおもいけり。
あと人々があれだけ輝いているロサスに魔法の杖はいらないよ。
最高映画だけど、もっとできたよ!!ともおもった。

福山の「なんて無礼な〜🎶」福山すぎたのしすぎ。生田さんもどんどん良さが増していってすばらしかった。
エンドロールも含めサントラが半端ない。リピり中❕💜

Wish - Cast - This Wish (From "Wish"/Multi-Language Version)

https://youtu.be/-6a94-556gY?si=Ssg4SL8Ao8s-tmbw

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社会的意味を見出されることを受け入れ、一歩先の視点で理想郷を描くセンセーショナルな作品たち。大きな夢を与えてくれた映画。

1950年代に白雪姫・ピーターパン・シンデレラ。
1989年リトルマーメイド。
1990年代には野獣・アラジン・ライオン・ポカホンタス・ムーラン。
2000年代頃はおもちゃ・ネズミ・魚・くるま・モンスターの世界など傑作揃い(ピクサー)。
2010年代から続編・実写が増えても、ティアナ・アナ雪・インサイドヘッド・ズートピア。
2020年代はソウルフルワールド・ルカ・ミラベル・レッサーパンダ・マイエレメント。実写リトルマーメイド。
そして今回のウィッシュ。
こうやってみると本当にすごい。

最初は当然のように白人だらけで、おしとやかで心優しきプリンセスと王子様が幸せの象徴だった。90年代にヒロインなどのキャラクターと真実の愛の描き方が大幅に変わり、友愛や家族愛もメインに。
20年代には10年代の傾向を引き継いで、さらに受容と多様化を示しつつ本当の幸せを探究するようになった。
どんどん哲学的でスピリチュアルかつ社会的意義のあるテーマになってて、人間の営みの方に驚かされるんだけど!

どの時代にもリスペクトしたいとおもう。そのときどきに必要な潤いを与えてくれてる。
求められるものは複雑になる一方だけど、ネクストレベルの傑作に期待する。
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