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ウィッシュのprmのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

何となく内容は知ってたんだけど、やっぱりイマイチ…。

悪役として描かれる国王は、以前国を奪われたから猛勉強し魔法を学び、国民の願いを管理し平和な国を作り上げた。一方、主人公は国王の背景も知らず、国王=悪と吹聴し無責任に国民の願いを解き放つ、というような解釈をみた。うん、分かる。ディズニー100周年作品、最恐ヴィランと呼ぶには、マグニフィコ王は私利私欲に走ってると思えない。あくまでも、"国を平和にするため"だもんね。王妃の手のひら返しもちょっと…。前半部分は彼のこと愛していたのに、酷すぎやしないか。18歳になったら願いが奪われるというのは確かに他の方法が無かったのかとは思うが、いずれにせよ国王の過去をもっと掘り下げてほしかったな。福山雅治の吹替が上手。


でも、久々にディズニー映画で可愛いと思えた作画!現代と昔のディズニーが融合されたイラストで、ヴァレンティノやお菓子がかわいかった!スターもとってもかわいい!

そして、一番楽しみにしてたカメオ出演やオマージュ。豪華声優陣があの一瞬で驚いた。上戸彩がウサギ役なのもなんだか嬉しい♪色んなオマージュがあったけど、気付いていない部分が沢山あるはず…。内容は刺さらなかったけど、ディズニー好きとしてそれを楽しむだけでも価値アリだなぁ!

(吹き替え)
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