ショーココ

アアルトのショーココのレビュー・感想・評価

アアルト(2020年製作の映画)
4.2
アアルトの史実を知るによい作品。
アアルトといえば、スツール60だったりあの花瓶、イッタラのイメージだけど。
ホントはバキバキの建築家。アアルトという言葉から感じる北欧のあの柔らかい印象とは違って、本作品はハードな部分をしっかり描いている。
artekの発祥にも触れられていて、けっこう深い繋がりがあるんだと今回初めて知った。
これはなかなか他の代理店から引っ張ってこれないわけだ。
今や内装の意匠部材として見かけるレンガ。レンガの見せ方でいつもほれぼれするのだけれども、後世の建築系の人たちにやっぱり影響与えているよねえ。

観客はおしゃれな方が多い気がしたけれど。
終始テンポ感は変わらず、重厚感のある音楽に面食らった人もいるのではと感じた〜。