建築家になってからのアルヴァ・アアルトの人生とその作品についての映画。
処世術に長け、人たらしで憎めないアアルトと彼を支えた妻たちの内助の功(時代もあるから仕方ないけれど奥さんたちは彼の最大の理解者とは言えかなり我慢を強いられたのではないかと)。
人、政治、宗教、ありとあらゆるものに対して中庸であることも作品の魅力。
アアルトだけでなく職人コルホネンの凄さも取り上げている。(スツール)
自然と人間が調和した温かみのある建築物に家具を眺めるだけでも素敵な気分になれる。
iittala好きなので、アアルトコレクションベースは所持していて、チラッと映ったのが嬉しい。